[kz] そろそろ乗り換えようかな。。格安SIM

こんにちは、@kazscapeです。
本日は、「格安SIM」の乗り換えについて。
今、使っているもの
大手携帯電話キャリアから離れ、格安SIMに移行して、はや2年5ヶ月。
毎月の電話料金もおよそ2,000円程度で運用できており、不便もなく、日々を過ごしています。
私が使っているのは「BICSIM」というビックカメラが販売しているSIMですが、実態はIIJという会社が運営している「IIJmio」のSIMです。
「IIJmio」は格安SIMの中でも有名どころで、シェアもそれなりにあり、安心して使用できる格安SIM提供会社です。
その「IIJmio」なんですが、乗り換えようかなと思ってます。
その理由は、
- 通勤時間、お昼休み、帰宅時間の繁忙時間のスピードが遅くなってきたように感じる
- 格安SIM業界も競争が激しく、競合他社から付加価値をつけた格安SIMが提供されている
- そろそろ飽きた
1つ目の理由。格安SIMを提供する会社は、通信回線を大手キャリアから借りてサービスを提供していますので、シェアを大きく伸ばすと、それ相応の設備投資もしなければならず、かつ有限の通信量の中に利用者がひしめくことで、企業努力は継続的ではあるものの、少しずつ限界点に近づき、通信スピードを皆で分け合うような状態になっていくのではないかと。
「中の人」に事実確認をしたわけではないので、実際にはそのようなことはないのかもしれませんが、ここのところの回線スピードの遅さはちょっと顕著な感じがしてなりません。
2つ目の理由。格安SIMの業界も、私が利用を開始した2014年11月頃は有名どころ4社くらいなものでしたが、ここにきて提供会社も増え、最近ではPokemon Go遊び放題、App Storeからのアプリダウンロードし放題なんていう格安SIM提供会社も出てきています。
そんな中、3つ目の理由。これが一番大きいかも。飽きてきたんです。ほんと、私の悪い癖です。
選んだ格安SIMは?
さて、「IIJmio」から離れて、どの格安SIMにするか?
私はこちらを選びました。

ここで、LINE MOBILEの特徴について、少し触れましょう
- 使用回線はdocomo
- 対象アプリは「カウントフリー」
- 選べるプランは3つ
- 今なら月額基本料金最大3ヶ月無料
使用回線は安心のdocomoです。とはいえ「IIJmio」もdocomoでしたからここは変化はありません。
「LINE Mobile」の一番の特徴は、対象のアプリを使った場合にデータ通信量をカウントしない「カウントフリー」というサービスがあること。対象のアプリは選ぶプランによって異なります。
選べるプランは3つ。
「LINEフリープラン」は月額500円からLINEアプリの通話・トークが使い放題。データ通信料が1GBで、一番安価なプランです。
「コミュニケーションフリープラン」は月額1,110円からで、月間データ容量は3GB、5GB、7GB、10GBから選べます。そしてLINE、Twitter、Facebook、Instagramがカウントフリー!
最後の「MUSIC+プラン」は、「コミュニケーションフリープラン」に「LINE MUSIC」のデータ消費もゼロになるサービスを加えてのプランとなっています。
そして、今なら4月30日までに音声通話ができるSIMのプランを利用開始したら、6月と7月の月額基本利用料を無料にするというキャンペーンを実施しています。「LINE MOBILE」はもともと契約初月は月額基本利用料が無料ですので、最大で3ヶ月分、月額基本利用料がタダになるんですね。
これらの特徴をもつ「LINE MOBILE」ですが、私が選んだプランは、
コミュニケーションフリープラン

「コミュニケーションプラン」の中でもデータ通信容量が3GBの音声通話SIM、月額1,690円を選びました。

選定の理由は、
- 現在のIIJmioでも3GBでそこそこ十分であったこと。
- 旅に出たりすると、途端に3GBを使い切ってしまうことがありますが、たいていはLINEとFacebookがあれば足りること。
- もしかしたら、LINEとFacebookの利用が主な私は、カウントフリーになれば、これまでの運用よりもさらにデータ通信量を節約できるかも。
といったことから選びました。
月額基本利用料としては、「IIJmio」のときは3GBの音声通話プランで1,600円でしたから、90円高くなってしまいましたが、ネットでの「データ通信が早い」という口コミにのって、以前よりも快適に使えれば安いもんだと思い、決めました。
さぁ!申し込み!!とその前に
ということで、申し込み!と行きたいところですが、まずは現在の契約からの転出手続をします。
今回は格安SIMから格安SIMへの乗り換えですが、最近、いろんな人に「大手キャリアから格安SIMにするには?」ということをよく聞かれるので、大手キャリアで契約している方も想定にいれて、書いていきますね。
ナンバーポータビリティ
ナンバーポータビリティは現在の電話番号を移転先に引き継ぐ手続のことですね。だいぶ認知されてきましたよね。
ナンバーポータビリティの手続は、現在契約している大手キャリアや格安SIM提供会社に依頼します。
手続は店頭窓口でもできますが、それぞれの契約先の会員ページでも手続できることが多いです。ただし、めったにアクセスしない会員ページのIDとパスワードを覚えていればですが。。以外と忘れていることが多いですね。

「IIJmio」も会員ページでできますし、docomo、auは知りませんが、Softbankは「My Softbank」のサイトで手続ができます。
手続をすると「MNP予約番号」というものが発行されます。発行には最大で4日程度かかると案内されていますが、今回の私の場合は、4月11日の15:30ごろ手続をして、発行されたのが4月12日の23:00ごろでしたので、2日弱で発行されるようです。
このMNP予約番号の発行ですが、たまに誤解をされている方がいらっしゃいますが、MNP予約番号の発行をすることで現在の契約が「即解約」、「電話使えねー!」となるわけではありません。MNP予約番号は15日間が有効期間で、実際に転出しなければ無効となり、現在の契約が継続されます。また、この時点では、一切の手数料もかかりません。実際に転出手数料や解約違約金が発生するのは転出が確定した時なんですね。
転出のタイミング
ここで転出時の「あれやこれや」をいくつか補足をしましょう。
格安SIMを検討されている方に、よく聞かれるのが「転出のタイミング」についてです。
大手キャリアと契約をしている場合、通称「2年縛り」と言われる契約をしていて、契約期間中に解約や転出をした場合には、一般的に9,500円程度の解約違約金を請求される契約内容になっています。
9,500円ってかなり大きいですよね。
この解約違約金を払わないでよいタイミング。それが転出のタイミングです。
それはいつか?
だいたいのキャリアでは、契約満了の次の月から2ヶ月間が解約違約金のかからない、いわゆる「契約更新期間」としています。そう!ここが転出タイミングですね。
たとえば4月に契約が満了した場合は、5月から6月が契約更新期間。すなわち、解約違約金がかからずに解約・転出ができる期間となります。
でも、ご自身の契約満了月をご存知ですか?
もう、何年も脈々と使ってきた携帯電話の契約満了月っていつ? だいたいの方が覚えていらっしゃらないと思います。そんなときは、まずは契約されているキャリアのショップに出向き、契約満了月を問い合わせてみてください。そして、手帳やカレンダーに契約満了月はいつかを記録しておくことをおすすめします。
1年も先だったりしたら、また忘れてしまいますよね。絶好のチャンスを逃さないように。
SIMロック解除
「転出のタイミング」とともによく聞かれること「その2」が、「SIMロック解除」です。
大手キャリアの携帯電話は、契約しているキャリア以外のSIMが挿入できないよう、携帯電話に差し込まれているSIMカードに「ロック」をかけることで、容易に他社に乗り換えられないようにしています。
この「ロック」を解除することが「SIMロック解除」、そしてロックが解除された状態を「SIMフリー」といいます。
私が使用しているiPhone 6 PlusはApple Storeで購入したもので、もとからSIMフリー状態で購入しましたが、大手キャリアで購入した場合はSIMロックされた状態で購入します。
以前まではこのSIMロック状態を解除することは、一部のマニアでしか行わないようなことでしたが、キャリアの顧客抱え込み状態に競争の風穴をあけるべく、総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」を提示して、各キャリアに顧客からのSIMロック解除の申し出に応じるように指導をしたことから、最近の携帯電話はSIMロックが解除できるようになりました。
その辺を、Softbankで調べてみると、
ソフトバンクの携帯では、2015年5月以降に発売された機種でSIMロック解除機能を搭載している端末では、購入日から181日目以降であればSIMロック解除が可能です。購入から180日以内であれば解除をすることがまだできないんですね。
では、2015年5月以前に販売されたSIMロック解除機能を搭載していない機種はどうしたらいいのかというと、ソフトバンクショップに持ち込めば、SIMロック解除ができる機種は手続をしてくれるようです。
このSIMロック解除ですが、なににつけても手続には手数料というものがかかるのが、大手キャリアの常でして、SIMロック解除手数料は3,000円となります。ただし、2015年5月以降に発売されたSIMロック解除機能を搭載している機種であれば、My Softbankのサイトで、自分で手続をすれば無料になりますので、こちらで手続することをおすすめします。
まとめ
書きたいことがいっぱいあって、LINE MOBILEの手続に行き着きませんでしたね。。ということで今日はここまで。
日々使うものですので、ついつい、惰性になってしまったり、見直しをしなかったりします。でも、手間を惜しまずにやると節約できるものもあったりしますよ。
季節は春です。フィレッシュマンも、心機一転の方も、ご自身の携帯、見直してみてはいかがでしょう?
続きは次回へ。
ではっ!
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